いちご鼻に悩む私

「いちご」と聞くと一見赤くて甘酸っぱいフルーツを思い浮かべますが、「いちご鼻」はあの苺のように美味しそう!かわいい!といっていられるようなものではありません。「いちご鼻」とは、毛穴に角質が詰まってしまい、まるで見た目がいちごの種のようにぶつぶつに見える鼻のことを言います。

 

「いちご鼻」には多くの人が悩んでいて、私もその一人でした。

誰しもが毎日見るであろう鏡。その鏡に映る自分の顔を、特に鼻を見ては毎日ため息ばかり。朝起きては「また鼻の毛穴が黒くなっている…」と数え切れないくらい思い悩みました。

鼻は顔の中心にあるためとても目立ちます。そのため、だんだんと人と顔を合わせるのが恥ずかしくなって来て、自分の顔に自信が持てませんでした。

 

私は中学生くらいの時から額や鼻の思春期ニキビというものに悩まされていました。額や鼻にかけてのいわゆるTゾーンと呼ばれる部分がとても脂っぽかったのです。

当時の私は、思春期ニキビはこの時期特有のもので、大人になるにつれて良くなるものだとあまり深く考えてはいませんでした。部活後は水で汗をかいた顔を洗う程度。夏場家に帰ればエアコンをつけるだけで、すぐにシャワーを浴びるようなことはしていませんでした。朝晩の洗顔さえきちんとしていれば問題ないと勝手に思い込んでいたのです。

 

今思うときっとこれが良くなかったのだと思います。高校生になるとニキビが悪化したような気がしましたし、気づいた頃にはすでに黒いぶつぶつしたいちご鼻状態になっていました。

中学生のころは周りもそうだからと思っていた私自身も、高校生になると肌がきれいな友達もいて、「自分は人よりもニキビが酷い気がする」と思いました。

私はやっとこの時真剣に考え始めました。友達と話す時もその友達の「顔」を良く見るようになりました。本屋で肌についての本を立ち読みすることもありましたし、パソコンでいちご鼻やニキビについて検索することもありました。気になる人がいても自分の顔を見られるのが嫌でバレンタインにチョコレートを渡せなかった経験もあります。

 

今現在カメラやテレビの画像は鮮明になり、以前に比べると目の前に見ている時と変わらないくらいいい画像、映像が映るようになりました。自分の肌や芸能人の方々の肌も「毛穴まで見えるんじゃないの?」と思ってしまうくらいにです。

 

当時の私がどこまで美容に意識を持っていたかは覚えていませんが、「自分に自信をもちたい」と思い始めたのはこの頃、つまりは高校生の頃からだと思います。気になる男子にチョコレートを面と向かって渡したいという気持ちの表れでした。今思うと甘酸っぱい青春時代です。

何もしていなかった自分が恨めしいですが、スキンケアを怠っていたのは間違いなく自分です。いちご鼻に悩まされたのは自分の所為。ではいちご鼻を治すのか誰か。これも間違いなく自分なのです。